2015年11月26日木曜日

まぁた始まったよ・・・・・・

お久しぶりです。
真央さんの休養期間中も更新するつもりだったのですが、家庭内の事情が重なり、なかなか文章を書くに至っておりませんでした。

あれこれと目にはしていたんですけどね~
いろいろ思うこともあったんですけどね~

ぶつぶつと独り言を言いながら見る試合なんて、少しも楽しくありませんから、純粋にドキドキワクワクしながら見たかったけど、やっぱり無理なようですね。

この国に長年淀んだものが、少しずつ動き始めているのを感じることはありますが、溜まった澱が多すぎるのでしょう。澄むまでにはまだ時間がかかりそうです。

そんな中で、また始まったのが、恒例の「真央下げ」です。
懲りない人々が、目先の利益につられているのか、引くに引けないほど切羽詰まっているのかわかりませんが、足掻いていらっしゃるようです。


「週刊女性」の記事では、

・・・・・・(引用)
1年間の休養を経て、自慢のトリプルアクセル(3A)に磨きをかけた浅田真央。グランプリ(GP)シリーズ第3戦中国杯優勝の勢いに乗り、第6戦NHK杯でも結果を出し、12月にスペインで開かれるGPファイナル進出を狙う。

中国杯ではSPで首位発進しながら、フリーでまさかの3位。2連続3回転で、2つ目のループで転倒し、後半も連続技が1回転フリップになるなど精彩を欠き、新鋭の本郷理華にフリーでは4.22点差をつけられた。

「シーズン初めということもあったと思いますが、フリーの4分間はつらいし、試合感覚が戻っていないと厳しいもの。中国杯を見た限りではフリーではもたもた感がありジャンプの流れが止まってしまい、失敗していたように映りましたね」(元フィギュアスケート日本代表の渡部絵美)

もうひとつ不安材料があるという。マスコミが決して触れたがらない、浅田真央の悪癖、ルッツの踏切違反だ。

「真央ちゃんから7シーズンぶりに、SPでも2連続3回転ジャンプの解禁宣言が飛び出したことで、中国杯の後には、《最高難度の構成点》、《圧巻の演技》《別次元の復活》などの見出しが新聞や週刊誌に並んだものです。 SPの詳細成績を見ると、3回転フリップ+3回転ループの2つ目が回転不足、3回転ルッツは踏切違反を犯していた。翌日の2連続3回転でもループが回転不足で、3回転ルッツ(基礎点4.62)は2回転(基礎点2.10)になり、わずか1.41点でした。

苦手なルッツとループの修正が、女王復権のカギになりそうです」(ライター)

2連続3回転ジャンプといえば、浅田真央のライバルだったキム・ヨナの代名詞。3Aに匹敵する大技である。

'10年のバンクーバー五輪では、フリップ+トゥーループから、さらに高度で基礎点の上回るルッツ+トゥーループに進化させ、それを完璧に決めてSPとフリーともに歴代最高得点で女王に輝いた。

「そのキム・ヨナにしても、バンクーバー五輪前にはルッツで踏切違反をとられていてカナダのブライアン・オーサーコーチの下で修正に成功。それでジュニア時代は劣勢だった真央ちゃんとの直接対決を9勝6敗にまで広げたといえます」(前出・ライター)

浅田のルッツの修正に関しては、前出の渡部氏も昔からアドバイスを送り続けてきた。

「(中国杯の)3Aはとってもよくなっているんだけど、ほかは休養前のレベルに戻っていないように見えます。フリーは“どうしちゃったの?”と、後ろから押してあげたくなってしまったほどでした。ルッツにしても、跳ぶ前にエッジがチェンジしちゃう悪い癖が抜けない。小さなころに身につけてしまうと、なかなか直らないものなんですよ。今回も変わっていなかったですね」(渡部氏)

・・・・・・(引用終わり)


どうなんでしょう、この見方って。
今季もこの方向で操作するぞ、という宣言でしょうか。
引き続きこの方向へ誘導解説せよ、という指示でしょうか。
私としては、この方といい佐野某といい、現役当時に「うわぁ!日本人でも(金髪白人の)外国人とここまで戦えるんだ!!」と喜びつつも、「やっぱり頑張ってもここまでなんだなぁ」と感じさせてもくれた子供時代を思い出してしまいます。国内では圧倒的首位を保ちながら、世界では一歩二歩届かない、残念だけど仕方ないよねっていう妙な納得を感じていたものです。
本田武史さんや伊藤みどりさんまではね。

不思議なようで当然のこととして、メダリストはその時代時代で生まれ続ける訳ですから、リストを見ても顔も思いださない人も多いのです。写真を見ても同じです。衣装にだけ見覚えがある選手に対しては失礼なこともあります。
そんな中で、年数を経ても鮮やかに記憶に残る選手が、演技が、あるのです。


渡部絵美さんの発言って、この記事の通りだとしたらという前提ですが、(なにしろマスコミには疑念がありまくりですからね・・・)今までマスコミやら解説者(織田信成を除く)やらが散々主張し続けていること、そのまんまですよね。いわば「何が何でもそういうことにしたい」方向の論。
厳密にルール通りに採点したから、ということなのでしょう。それ自体は仕方ないのでしょう。誰でも常時完璧では有り得ません。一つ一つ論われて、それでも黙って努力を続ける浅田選手がすごすぎるのですから。

しかし、絶対に見過ごしにできないことがあります。
それこそが、私がこんな発信を続ける理由でもあります。

なぜ、同じ厳しい基準を、厳格なルール適用を、ほかの選手にも向けないのか、その一点なのです。

おなじ試合の中で、違う基準で採点されることの理不尽を、なぜ誰も口にしないのですか。

浅田選手自身が、自らを厳しく律し、異議さえ唱えずひたすらに己を磨き続けているのをいいことに、踏みつけ続けている者は恥を知るべきです。

真実が全てを明らかにする日が、きっと来ます。すぐそこまで来ています。
大きな重い扉が、開かれるのです。
閉ざされていた扉を見ても見なくても、そのことに変わりはありません。
扉の向こう側に、より素晴らしい世界が広がっていますように・・・・・・