長く続いていた「小学三年生」「小学四年生」が休刊するそうです。
採算が取れなくなったら、廃刊休刊は仕方が無いのかもしれません。「小学五年生」「小学六年生」も休刊していますものね。
こういう雑誌、現代の子供達に需要が無くなったのでしょうか。
朝の情報番組で、情報過多の今の子供たちが望むのは、「広く浅い情報」ではなく、「深く掘り下げた情報」であると言っていましたが、本当にそれが必要なのでしょうか。
子供時代に触れる「(大人が思う)無駄な情報」や「(今は)興味が無い分野の情報」は、大人になる過程で必要なものではないかと思います。たくさんの情報をシャワーのように浴びて、その中からより関心を持つものに関わりを深める方が、大人になってからの心の豊かさや懐の深さに繋がってゆくように思います。
横並びの無駄な競争を煽るばかりで、競争に勝つための短絡的な手法を取ることでは、一時の達成感や勝利感しか得られないのではと危惧いたします。
人は平面的な二次元では量れない。
一見して分かる広さよりも、奥の深さやその内容にこそ本質があるのではないかと、常々考えます。
一見して分かる「広さ」を追求したり競ったりすること、それのみを短絡的に求めるあまり、厚みや奥行きを失っているようです。
無駄を省いて一直線に目的を達成する。
・・・・・・そのつもりで取った行動が、返って内容を貧しくしているような気がするのです。
考えすぎでしょうか・・・?
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