2013年9月27日金曜日

日本語の乱れと言われだして久しいが・・・・・・

ついさっき、テレビから流れていたニュースが耳に入ってきて感じた「?」です。

ニュースそのものは、心配だな、無事だといいのだけれど、と思わずにはいられないものでした。
しかし、それを伝えるアナウンサーの、おそらくは原稿をそのまま読んでいるのであろう言葉に大いに疑問を持ちました。

「漁船が転覆した可能性」

日本テレビ「ZIP」さん、あなた方は言葉で伝える仕事に携わっているのではないのですか。「可能性」とは何ですか。願ってでもいるかのような表現は慎みなさい。そのような場合は「おそれ」と言うべきでしょう。

この「可能性」という言葉は、事件や事故で度々使われていて、いつも不快感を覚えています。
うるさいおばさんだと思われても、言わずにはいられません。

言葉を大切にして!
言葉の意味を考えてみて!

言葉の選び方一つで、慰め労わることもできるし、尊敬したり軽蔑したりもできるし、警告することもできると思います。
もしかすると、英語に訳すだけで同じになってしまうかもしれませんが、日本語では明確に違う表現なのです。
大切にすべきことだと思いませんか。



「漁船」ではなく「貨物船」だったようですね。
聞き間違いです。訂正させてくださいませ。

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