国会中継で、放送法についての議論が交わされたのを観ました。
聞き覚えがあるというか、見覚えがあるというか、自分もその話題でブログを書いた覚えがあったというか・・・・・・
「メディアを監視するということ」と題していましたねぇ、私。
http://gurugurushikou.blogspot.jp/2013/04/blog-post_18.html
ゆっくりとではあっても、確実に変化していってるんだなと、うれしさを覚えたのも束の間でした。
「テレビ放送関係者」なる方々が記者会見で抗議なさったとか。
田原総一郎氏、鳥越俊太郎氏、岸井成格氏、大谷昭宏氏、金平茂紀氏、青木理氏、ということらしいですね。
「人品卑しからぬ」という言葉がありますが、いわばその対極にあるような方々というのが私の抱く印象です。
言論の自由、表現の自由が、いつ制限されましたかとお聞きしたいものです。
公共の電波を使用するからには、自論だけを繰り返さず、ほかの意見にも触れなさいよという至極真っ当な話ですよ。
「放送全体」ではなく「個々の番組」でも判断することも、当然必要な場面があるでしょう。そうじゃなきゃ、ゴールデンタイムは言いたい放題で、深夜帯に対論もちょろっとなんて卑劣なことも、多分彼らは平気でやりますもの。要するに、信用なんて吹き飛んだ状態なんですもの。
相変わらずだなあと呆れるのも腹立つのもありますが、三年前とは確実に変化している空気を感じて、ちょっとドキドキもしています。
嘘の上に何を塗り固めても、それは「嘘」でしかありません。
それを壊して、真実を、真実のみを、塗り重ねるよりも磨きぬくほうが、年月や風雨に耐えると思います。
まともに討論せずに、言葉を論うしかできないなら、国会の意味なんて無くなります。
ツイッターや2chのまとめサイトの引用が、国会で根拠として紹介される時代に驚きつつ、玉石混淆の中から玉を見究める目を、心を、養うことこそが教育であったのだなと思います。日本の国力の源の一つは、その資質であったはずです。取り戻さねばなりませんね。
「メディアを監視するということ」の中でご紹介した動画にあったNHK経営委員会「視聴者のみなさまと語る会」ですが、四月九日に松山で開催されるそうです。
NHKの該当ページから申し込みできます。
http://www.nhk.or.jp/keiei-iinkai/hearing/yotei.html
参加したいと思われる方は、申し込んでみてはいかがでしょう。
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