2012年5月24日木曜日

素人は口を出すな!?

フィギュアスケートを観ていると、そして、その採点に疑問を持って、ネットを彷徨い歩くと、よく目にする言葉があります。

「素人は口を出すな」

・審判は専門家なんだから、黙って従え。
・観客も視聴者も素人なんだから、文句を言うな。
・ルールを勉強しろ。

こういうのを目にするたびに思います。

・専門家なら、素人目に見ても変だと感じるような場面について、明確に説明してよ。
・素人に文句つけられるような、マズイ採点しないでよ。
・観客は、転んだら減点されるって知ってるし、ジャンプは回転数が多い方が難易度が高いとも知ってるし、エッジが違うと減点されることまで知ってるんだよ。充分じゃん。後は解説者が、ちゃんと解説してよ。


観客からブーイングをされたり、採点に疑問を持たれたりするのが困るのなら、無観客で試合して、中継やら放送やらしなきゃいいじゃないの。
そうでしょ?

対価を払うほど好きで観ている人が、変だなぁと思ったら、そう言うでしょ。それっていけないことなの?

こんなことまで考えさせてしまうフィギュアスケートって、ISUって、スケ連って、解説者って、マスメディアって、・・・・・・

この腹立ちをどこにぶつけたらいいの?
この怒りを何に向けたらいいの?
この虚しさを和らげることは出来ないの?

そう思った方は、どうかその思いを込めて、ご署名下さいませ。

2012年5月18日金曜日

手に入れるもの、失うもの・・・・・・

「法令遵守」という言葉があります。法令を守り、それに従うことですよね。

「コンプライアンス」と同義だと思っていましたが、コンプライアンスの方にはもう少し幅があるようで、法律を守ると同時に、社会規範や企業倫理を守ることも含まれるようです。

社会生活を営む上で、法律を守ることは欠かせないことだと、私は思っています。何事においても、その中でのルールを守ることは、存在意義に関わる問題だと思っていますから。

法律を守ると同時に、経験から得た社会規範に則り、自分の良心に従って行動する・・・・・・、言葉にすると随分と窮屈な印象ですが、当たり前に日々行っていることですよね。
法律に違反すると罰則がありますが、社会通念上の規範を破った場合は「罰則」もなければ「罪」にもなるわけではありません。ただ社会の目に晒されて、そのように評価されるだけです。細かく条文化されてはいなくても、厳然と存在する共有している枠を外れたならば、もうその中に同化することは出来ないのだと思います。

規則の隙間を縫って、ギリギリをすり抜けようとすると言うことは、うまくいった時には他の者が得られない利益を手にするかもしれませんが、同時に他の者と共存し尊重し合う関係からは離脱するという事です。賞賛や尊敬をされることは期待できないはずですね。
一時、大きなものを手に入れても、失ったものも多かっただろうと思いますし、失ったものは二度と手に出来ないでしょう。

何を手放して、何を守り続けるか、その選択が自由であり、その人の持つ人間性を表すと思うのです。



「船が沈みそうな時には、大して大切ではないと思うものはみんな船の外に放り投げてしまった」という様な事を言ったのは、スカーレット・オハラだったでしょうか。「一度捨ててしまったものは、時流が変わってから拾い上げても、決して元と同じではあり得ない」と、レット・バトラーが答えていましたが、その通りだと思います。
増してや拾おうとさえしない某選手に至っては、何をかいわんやといったところでしょうか。
そして、私が浅田選手に魅かれるのも、この点なのです。

彼女は決して捨てないのです。
全てを守り続けたまま、荒波を漕ぎきって行くようです。
私達は手を貸すことなど出来ないのです。ただ応援するだけしか・・・・・・
それなら、私達に出来ることは何だろう、そう思った方にお願いいたします。ぜひFPUの署名活動にご参加下さい。
どこかの市長のように「入れ墨よりやる気が大事」だなんて、そんな論理のすり替えを許さぬ為にも、スケート界から一石を投じませんか。
※携帯用署名ページ
http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1922

*携帯の場合は入力欄は名前のみでコメントは入力できません
*_署名結果のウェブページに名前を表示したくない場合は、名前入力の際に「匿名にする」にチェックを入れるのを忘れずに!

署名の手順が、パソコンからの場合と少し違います。
(1)「今すぐ署名」ボタンをクリック
(2) 下記を入力します
 ・名前(実名)
 ・「匿名にする」にチェックを入れます(忘れずに!)
(3)「確認する」ボタンをクリック
(4) 内容を確認して「署名する」ボタンをクリックすると署名完了です。

2012年5月15日火曜日

それぞれの思いを抱えて・・・・・・

実は、羽生選手のコーチ変更の件を知ってから、なんだかなぁ・・・と胸の中にもやもやしたものを感じてしまっていました。
オーサーコーチといえば、セットのように思い浮かぶ選手を巡る数々の疑惑を思わずにはいられなくて。割と根に持つ質なもので。
未だスッキリと気持ちが整理できている訳ではありませんが、羽生選手自身が望んだことであれば、私は応援いたします。

コーチという存在は大きなものだと思いますし、影響も大きいこととは思います。
しかし、選手自身の個性もまた大きなものだと思いますから、お互いによい影響を及ぼして成長に繋げて欲しいものです。


同じコーチに指導を受けるからと言って、同じ演技になるわけでもありませんものね。元はと言えば、某選手の不可解な高得点から抱き始めた疑念です。目に余る態度や発言を忘れることは出来ませんが、得点の為だけとしか思えない空虚な演技は、ISUのルールや運用を有利に使ったのだろうと思えば、戦略としてありえないわけではありません。私は賞賛したくない方法でしたので、批判する立場を取りました。状況が変わったであろう今後、コーチとしての矜持を見せて欲しいと願っています。

立場が違えば思いが異なるのは、当然のことではあります。きれいごとではない利害の対立もあることでしょう。
だからこそ、明快で疑念を抱かれないルールで運用して欲しいと、切に願っています。それさえ真っ当に貫かれていれば、オーサーコーチの取った手法も、彼の選手の演技と得点も、ここまで暗い影を纏いはしなかったでしょうに・・・・・・

残念だと言うだけでは表しきれない思いは、FPUの一員としての活動で昇華させたいと思っています。
皆さまそれぞれが抱いていらっしゃる「思い」も、どうぞ署名活動を通して託して下さいませんか。
ご協力をお待ちしております。






2012年5月4日金曜日

芽のうちに早く摘むのは・・・・・・

子育て中によく見かけた言葉。「非行の芽」に早く気付いて、早く見つけて、早く摘みましょう、と言う話。
確かにね。それはその通りでしょうね。

将来の不安の芽を摘む為にも、積み立てを始めませんかとか、年金型の保険だとか、そんな話もたくさんあったような。

今、一番不安なことと言えば・・・・・・と、考えてみたら、原発の件やら年金の件やら、果ては売国政府の件まで、不安だらけでした。
小さなうちに芽を摘んで、将来の不安を軽減することが大切なようですね。

昨日の話の続きですが、「イーガブ」というものがあるそうです。「電子政府の総合窓口」とあります。
「各府省への政策に関する意見・要望」を、こちら↓から送れます。
https://www.e-gov.go.jp/policy/servlet/Propose
使えるものはドンドン使って、日本人としての意思を表しましょう。
悪い芽は、みんなで摘むに限りますから。

フィギュアスケートの世界では、悪い芽を摘むどころか、有望な芽をとっとと摘んでしまうような愚行が繰り返されています。
ありふれた花でも、一面に咲き揃ったり、趣向を凝らしたアレンジを施されたり、活かし方一つで感動を呼びますよね。しかし、だからと言って、大輪の薔薇や艶やかな蘭が蔑ろにされることはありません。それぞれの芽を見極めて、より持ち味を活かす育て方をせずに、何の意味があるのだろうかと、そう思っています。
芽を伸ばし、集った害虫を駆除し、風通しや日当たりを良くして、健やかに育って欲しい、そう願って募っている署名に、どうぞご協力下さいませね。

2012年5月3日木曜日

ドブに捨てるお金

お金は、命の次に大切なものだとも言いますが、その大切なお金、それも税金として集まった公金を、みすみすドブに捨てるような事を、どうしてもしたい人達がいるようです。それも政府の中に。財政難を叫ばれ、増税も已む無しという国ではなかったのでしょうか。

「冗談じゃないわよ!」という気持ちを込めたメールを、財務省のホームページから送りました。
黙って我慢するだけなんて、もうたくさん!
監視と物言いが必要な社会になってしまったようですから、大いにうるさいオバちゃんパワーを発揮したいと思います。


 

       

日中韓が相互の国債購入で合意、市場安定化に協力強化へ

ロイター 5月3日(木)12時31分配信
日中韓が相互の国債購入で合意、市場安定化に協力強化へ
拡大写真
5月3日、安住淳財務相は、日中間相互の国債への投資拡大で合意したことを明らかにし、中国と韓国の国債購入を少額から開始すると語った。写真は4月撮影(2012年 ロイター/Toru Hanai)
[マニラ 3日 ロイター] 日中韓財務相・中央銀行総裁会議が3日、フィリピンのマニラで行われ、日中韓が相互の国債購入を通じて金融市場の安定化に向けた協力を強化することで合意した。

会議後に会見した安住財務相は韓国の国債購入を新たに開始すると表明する一方、会議の中で円高について、投機的な動きが少し見られると説明したことを明らかにした。

安住淳財務相は、日中韓財務相・中央銀行総裁会議終了後の記者会見で、韓国の国債購入を新たに開始するとしたが、韓国国債の購入額については「まだ正式に決まってない」として明らかにしなかった。さらに、外貨準備について、少しバラエティを広げて持った方がいいとの考えを示した上で、外貨準備の構成について「中国と韓国国債の(購入の)額そのものは少額からスタートする。全体のシェアに大きな変動はきたさない」と説明した。

また、安住財務相は会合の中で、日本経済について、復興需要で内需は堅調だと説明する一方、為替市場での円高について、投機的な動きが多少見られると思うと話した。

日中韓財務相・中央銀行総裁会議の共同声明によると、日中韓3カ国は、外貨準備当局による相互の国債への投資を促進し、情報交換を含む協力を一層強化、これにより日中韓の地域経済関係を強めることで合意した。

また、世界経済の不確実性と下振れリスクの可能性について認識し、強固で持続可能かつ均衡のとれた経済成長を達成するため、財政健全性の促進、内需の拡大、雇用の増加、経済構造改革の加速等の適切なマクロ経済政策の実施にコミットすることを確認した。

(ロイターニュース 石黒里絵 記事作成 石田仁志;編集 山川薫)