2014年4月28日月曜日

何なんでしょ、この違和感……

春の褒章受賞者が発表されました。
マスコミで一番大きく取り上げられているのは、羽生結弦選手ですね。紫綬褒章受章だそうです。

「紫綬褒章」・・・学術芸術上ノ発明改良創作ニ関シ事績著明ナル者ニ賜フモノトス

平成14年からは年齢制限が撤廃されましたが、もともと五十歳以上の方、つまりは長年その分野で貢献された実績の顕著な方が受章される、という印象が大きい「褒章」でした。何だか軽くなってしまったように感じるのは年のせいでしょうか。
羽生選手と同時に受賞される方の中に、坂東玉三郎さんのお名前を見て、同列に序されるのは何だかねぇと思わずにはいられませんでした。

羽生選手はこれからの人生の方が、ずっとずっと長いはずです。
どうか真っ直ぐに、ひたむきに、歩んで行って欲しいと願うばかりです。

2014年4月3日木曜日

何が違うのか わかりません・・・・・・

世界選手権での浅田選手の3A、SPでは認定され、FSでは回転不足判定でしたよね。
どちらも美しく決まったと思ったこのジャンプなのに、得た点数には大きな差がありました。
white-mimiさまが、比較動画を上げて下さっています。興味深いというか・・・・・・腹が立つというか・・・・・・

浅田真央(mao asada) World 2014 トリプルアクセル(3A)  SPとFSの比較!




分かりやすい動画です。
それだけに、腹立ちを禁じられません。

採点の根拠を説明しないわけですよね。出来ないのでしょう。
ジャッジには、顔と名前を明らかにした上で、きちんと説明していただきたい!
実況解説者にも、同じことを望みます。

恥を知れ!!


2014年4月1日火曜日

奇妙な大合唱

マスメディアが奇妙な大合唱を始めたようです。

「浅田真央は、まだ進歩出来る」
「浅田真央は、まだ伸びしろがある」

確かに間違ってはいないことではあります。
しかし、私はもう、そんなうわべだけの言葉は聞きたくもありません。


「浅田真央」は、まだまだ進歩できる。
もちろんです。彼女は一つの場所には留まらない。
常に、前へ前へと進み続けている人だと思います。

厳しく自身を律して、高みを目指す人だからこその姿です。

競技の場が好きだと、常に言っていた彼女ですが、私には今のその「競技の場」は、彼女にはふさわしくないほどに、穢れきっているように見えてなりません。
泥の中にすっくと立ち、清らかに咲く蓮の花に喩えられることの多い彼女ですが、腐敗した泥の中に咲き続ける必要も無いのです。
飛び立てばいい、舞い上がれ、そう願います。


「浅田真央」は、まだまだ伸びしろがある。
もちろんです。彼女は自分に限界を置かず、現状に満足などしない。
もっと、もっとと、向上を続けることでしょう。

だからと言って、彼女にとって、もはや進歩は「得点」や「順位」では測れない次元の話でしょう。
彼女の伸びしろは、ジャンプの種類や回転数を意味することは無いのではありませんか。


歩む道は、彼女が決めればいいことです。
もともと応援するしかできなかった私たちですもの、応援し続けるだけです。

それにしても、連盟にもマスコミにも、自分たちの都合や目先の損得勘定ばかりにこだわって、選手たちを振り回すのはいい加減にしろよ、どういうつもりなんだよと、自分たちに問う気持ちは無いんですねえ。醜い?浅ましい?どんな言葉ならふさわしいのかしら。美しい言葉では言い表せないようですね。