突然ですが、私、浅田真央は、フィギュアスケート選手として終える決断を致しました。
今まで、長くスケートが出来たのも、たくさんの事を乗り越えてこれたのも、多くの方からの支えや応援があったからだと思います。
ソチオリンピックシーズンの世界選手権は最高の演技と結果で終える事ができました。その時に選手生活を終えていたら、今も選手として復帰することを望んでいたかもしれません。実際に選手としてやってみなければ分からない事もたくさんありました。
復帰してからは、自分が望む演技や結果を出す事が出来ず、悩む事が多くなりました。
そして、去年の全日本選手権を終えた後、それまでの自分を支えてきた目標が消え、選手として続ける自分の気力もなくなりました。このような決断になりましたが、私のフィギュアスケート人生に悔いはありません。
これは、自分にとって大きな決断でしたが、人生の中の1つの通過点だと思っています。この先も新たな夢や目標を見つけて、笑顔を忘れずに、前進していきたいと思っています。
皆様、今までたくさんの応援、本当にありがとうございました。
浅田真央
 
 
浅田真央さんのブログからの引用でした。
 
 
心の区切りがついたんだなと、感じました。
「頑固」と言われるほど意志の強い彼女ですから、とことんまで努力を重ねてしまうことで、その才能と人生を浪費してしまうのではと、それだけがずっと心配でした。
私がFPUに参加したのも、良いものが良いと評価される、あたりまえの競技になれば、「浅田真央」という選手の努力が報われる、後に続く選手も全うに評価されるようになると、一縷の望みを抱いたからでした。
 
演技と点数の乖離。
見当外れな方向に誘導して煽る報道。
競技者以外のためにあるとしか思えない連盟や協会。
全てに腹が立って仕方なかったのです。
 
 
でも、分かっていたこととはいえ、本当に何もできませんでした。
応援して、見守って、祈ることだけしか。
真央ちゃん、ごめんなさい。
一人で戦わせてしまって。
 
今もテレビでは、「真央、引退!」と騒いで、過去の映像を特集し、惜しむコメントを流し、どうでもいい話を次々としています。
こんなにすごかった、こんなに頑張った、でも、金メダルは取れなかったと、ドラマチックに騒いでいるのを見ていると、腹が立って仕方ないし、沸々と怒りが湧き上がってくるのを感じてしまうのです。
 
今、私が願うのは、ただ真央さんの幸せだけです。
ありがとう。
ごめんなさい。
これからも、ずっと応援しています。
それだけです。