2013年1月21日月曜日

毎日毎日、溺れそうな情報の波が押し寄せています。
政治のこと、国際情勢のこと、事件のこと。
新しい情報や詳しい解説が届くのは興味深いことですし、知っておく必要のあることが多いので、見たり聞いたり読んだりと忙しいですね。

多くの情報に接する時に、私が心がけていることがあります。
それは、出来るだけ多方向からの情報を比べてみることです。

以前はテレビを観て終わりとか、新聞を読んだから分かったとか、ごく単純なものだったのですけれど、いつ頃からでしょうか、一方向からだけでは危険だなと感じるようになってしまいました。

「いつ頃から」とぼかしても仕方ありませんね、はっきり思い出しましょうか。
それは、バンクーバーオリンピックの前後からです。
フィギュアスケートを巡る偏向的な報道が繰り広げられ続け、治まる気配どころか益々増長していくのを、信じられない思いで見ていた頃からです。
そして、そのまま恣意的な採点評価が繰り返され、何の疑いも呈されず煽られ続けていくことに憤りを覚えた頃からです。

マスコミであれ誰であれ、ある程度の知識や地位のある者が「間違ったことを言い続ける訳がない」と、それまでの私の常識に照らして考えていた私を、根底から揺さぶるような「鐘」が、今も鳴り止むことがありません。

バンクーバーのリンクで、浅田真央さんが打ち鳴らした警鐘。
それは日常の慌しさの中で紛れてしまうかと思っていた私の中で、鳴り続けているのです。

悪意のある者はあらゆる機会に付けこもうとします。
些細なことでも隙あらばと狙い続けているのでしょう。全てが破綻するまで決して諦めようとはしないのです。
身構え続けるのは根気も要りますし、疲労感徒労感も募りますが、私たちも決して諦めるわけにはまいりません。
我々FPUがお願いしているフィギュアスケートのこともそうです。
そして、政治のことも、経済のことも、教育のことも、命のことも、みな同じだと思います。

どうぞ声を上げ続けてください。
小さな力でも、小さな声でも、働きかけ続けてください。
今、この時も、真摯な努力を続ける全ての人のために、私も自分に出来ることを続けます。


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