2013年4月9日火曜日

【親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない】

振り返ってみれば、もともと「嫌中」だの「嫌韓」だの、そんなものが話題に上るどころか、私は考えたこともありませんでした。
それどころか、学校教育に忠実だった所謂優等生だった私は、朝鮮人というだけで差別するなんて大人は間違ってる、そう本気で思っていました。「ダメ、ゼッタイ」と本気で思っていた割には、朝鮮半島に南北二つの朝鮮があることも知らなかったのです。興味が無かったと言った方がいいかもしれません。

私の両親は、娘の目から見ても冷静で公平な目を持つ、尊敬できる親だったのですが、このことに関してだけは、「朝鮮人は朝鮮人だ。日本人とは全く違う。相手にするな。」ときつく言われ、子供心に何故だろうと思ったものです。
その後成長するにつれ、「?」と感じるその国の人々を認識することも多くなり、あぁ、あれはいざこざを避けるための教えだったのだなぁと解釈して、そのまま忘れてしまっていました。厄介な人を避けるのは、ある種の自己防衛ですから、「朝鮮人」であっても無くても私にとっては同じだったのです。

普段は頭の奥に仕舞ってある親の言葉を、思い出す日が来たのを、私は懐かしむべきだったのでしょうか。

今日私が「!??」と感じたニュース2件がこれです。

<中国人が見た日本>日本人は聡明で善良、嫌中派は少数、戦争など望んでいない
Record China 4月9日(火)11時8分配信

8日、中国メディアは「日本人は聡明で善良、中国に対して非友好的なのは主流派ではない」とする論説を掲載した。資料写真。
2013年4月8日、中国の環球時報(電子版)は、安徽省合肥市対外経済貿易委員会の張治(ジャン・ジー)副主任の「日本人は聡明で善良、中国に対して非友好的なのは主流派ではない」とする論説を掲載した。

【その他の写真】

改革開放以降、何度も日本を訪れた経験を持つ私は、日本のことを少しは理解しているつもりだ。私自身が感じた30年以上にわたる日中民間友好について述べたいと思う。

80年代は日本と中国の交流が本格的に始まった時期で、日本の政府も国民もわれわれに対して非常に友好的だった。中国との友好都市が次々と誕生し、中国人と日本人の8割近くが相手に対して親しみを感じていた。90年代の初め、福岡県久留米市に3カ月留学したことで、私の日本に対する理解はさらに深まった。日本人は資源に恵まれていないことに広く危機感を抱いており、仕事ぶりは非常に真面目で細やか。職場を家のように大事にしていた。彼らの生活は、われわれよりずっと豊かであるにもかかわらず、非常に倹約的だった。日本と比べると、われわれは確かにひどく遅れていた。

90年代までは、日本と中国の関係は良好だったと言える。もちろん日本も中国もそれぞれ打算が働いていた。日本は中国の豊かな資源と巨大市場を狙い、中国は日本経済を手本にした。当時の欧米は中国を封鎖していたが、日本は対中円借款を再開し、プロジェクト支援や技術輸出にも寛容だった。

21世紀に入り、10年間で中国が日増しに強大になる一方で、日本は経済が悪化し、政局は混迷するばかり。このため右翼勢力が台頭し、靖国神社参拝や南京大虐殺の否定、尖閣諸島の国有化を行った。現在、中国に親しみを感じる日本国民はわずか20%。昨年、行事に参加するために訪日したが、受け入れる市側の態度はぎこちないものだった。

では、日本国民はどうなのだろう。私は日本国民が聡明で善良だと深く感じている。第二次世界大戦を教訓にした日本人は戦争など望んではいない。中国に対する親しみが激減したからといって、日本人が中国と仲良くしたくないと判断するのは間違いだ。これは一時的で表面的な現象に過ぎず、決して本筋ではない。

2010年の尖閣沖漁船衝突事件直後、訪日した私の元へ多くの日本の友人たちが駆けつけてくれた。高齢で病気を抱えているのにわざわざ来てくれた人もいて感激した。彼らこそ、日中友好発展の証しだ。右翼政治家は国民を欺いている。その多くが青年たちだ。われわれはこういった人たちに積極的に呼びかけていかねばならない。実際に触れ合うことで多くの問題が解決できるはずだ。尖閣問題によって日中民間友好を遠ざけてしまってはならないのだ。(翻訳・編集/本郷)
 
 キム・ヨナ、日本人が親しみ感じる韓国人1位
中央日報日本語版 4月9日(火)13時57分配信

“フィギュア女王”キム・ヨナ。
日本人が最も親しみを感じている韓国人は? 正解は“フィギュア女王”キム・ヨナだ。
読売新聞が5日、「日本人が親しみを感じる韓国人のトップは、女子フィギュアスケートのキム・ヨナだった」と報じた。

韓国日報と読売新聞が行った韓日共同世論調査で、「キム・ヨナ」が42%で1位になった。2位の「KARA」(29%)とは10ポイント以上の差が開いた。次いでドラマ「冬のソナタ」の主演俳優「ペ・ヨンジュン」(15%)、「チェ・ジウ」(14%)が3、4位となった。アイドルスターの「東方神起」と「少女時代」は12%で同じ5位。

韓国人が最も親しみを感じる日本人はキム・ヨナと同じ年齢のライバル「浅田真央」(26%)だった。キム・ヨナと浅田真央は2010年のアンケート調査でも1位だった。俳優兼歌手の「木村拓哉」(12%)が2位、メジャーリーガーの「イチロー」(10%)が3位、フィギュアスケート選手の「安藤美姫」とサッカー選手の「香川真司」が7%でともに4位となった。
 
 
 
日本人って(少なくとも私は)、これって嘘くさいよね~と感じる時は、理屈からじゃありませんよね。よっぽどのことが無きゃ、認識がひっくり返ったりもしません。一度「!?」と感じたことに、あれこれと「違うんだ、誤解だ」と言われると、余計に胡散臭さが増すことが多いですし。
 
つまり、私、これらの記事を鼻で笑って「役に立たない情報」に分類致しました。
いくつになっても「親の意見」を忘れないどころか、かみ締めている訳ですが、褒められた記憶よりも戒めの方が記憶に残っているのは何故でしょうねぇ。
 
 
・・・・・・何度も中断しながら書き足し書き足ししている間に、こんな記事が目に入って来ました。
 
 
[クッキースポーツ]キム・ヨナ所属企業「オール・ザッツ・スポーツ」がキム・ヨナを誹謗する内容で
いっぱいの本を出版した日本ブロガーを相手に名誉毀損訴訟を検討中だ。

‘クロネコ’というペンネームで活動する日本フィギュア・ブロガー、猫宮黒埜は今年3月「フィギュ
アスケート、疑惑の高得点」を出版した。この本は現在の国際フィギュア連盟(ISU)のフィギュア採
点方式に疑問を提起しキム・ヨナの高得点が不公正だという論理を一方的に展開している。

特にキム・ヨナについて人身攻撃に近い攻撃を降り注いでいる。内容的にあまりに名誉毀損に該
当する部分が多いためか、出版社はこの本の出版が著者の自費出版だと明らかにしている。

「オール・ザッツ・スポーツ」のク・ドンヒ副社長は「キム・ヨナを罵倒する内容も問題だが、ところに
よって誤った内容が場合によっては日本国民に受け入れられる恐れがある」として「本をきちんと
検討した後、名誉毀損訴訟を提起する予定」と明らかにした。

実際、日本のインターネットではキム・ヨナの関連検索語で‘審判買収’‘勝敗操作’などの単語が
出てきて、同書の誤った内容を批判するより共感を示すネチズンが圧倒的に多い状況だ。

一方、キム・ヨナは来る6月21~23日ソウル、オリンピック公園体操競技場特設アイスリンクでア
イスショーを開く。去年、2回ずつアイスショーを開いたが今年は2014ソチ冬季五輪の準備を勘案
して一回だけ開くことにした。
(後略)

チャン・ジヨン記者

ソース:国民日報クッキーニュース(韓国語) キム・ヨナ側、人身攻撃日本本に訴訟など強硬対応
http://news.kukinews.com/article/view.asp?page=1&gCode=spo&arcid=0007066083&code=41161111

関連スレ:【韓国人】日本人が親しみ感じる韓国人1位=『キム・ヨナ』(読売調べ)[04/09]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1365473738/

ここで言われている著者は「ときどき黒猫」の黒猫さんです。黒猫さんのブログを読んでFPUを知った方も多いと思いますし、黒猫さんに賛同してFPUに入った人も多いです。私もその一人ですし。今回の出版も、多少驚きはしましたが、当該の本は私も購入して手元にあります。
読んだ者として感想を言いますと、冷静に淡々と書いていらっしゃるなぁというのが一番です。
けちょんけちょんに貶して欲しいなんてストレス溜めた状態で開いたら、多分肩透かしされたと感じるんじゃないかと思いますもの。大騒ぎするってことは、図星ってこと?なんて思ってしまいます。言うだけの脅しなのかもしれないし、そうでないのかもしれない。注視する必要がありそうです。
興味を持たれた方、どうぞ一度読んでみてくださいませね。

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