2013年5月7日火曜日

相手によって手を変えるのも程度の問題

  

爆問・太田光「ネットあおる安倍首相は卑怯だ!」 正論? それとも「幼稚でヒステリック」?

J-CASTニュース 5月7日(火)19時19分配信

爆問・太田光「ネットあおる安倍首相は卑怯だ!」 正論? それとも「幼稚でヒステリック」?
太田光さんからの批判を受けた安倍首相
 爆笑問題の太田光さんがラジオで、安倍晋三首相に怒りを爆発させた。

  「それはあまりにも卑怯だよ!」

 太田さんは、安倍首相に「ネットの連中」(太田さん)をあおるような言動が見られると主張する。ゲストとして出演していた大橋巨泉さんも交え、安倍首相へのかなり厳しい批判が相次いだ。

■「ネットの連中にフジを攻撃させて…」

 太田さんはお笑いだけでなく、時事問題についてもたびたび過激な発言を行うことで知られている。

 安倍首相についての話題は、2013年4月28日放送の「爆笑問題の日曜サンデー」(TBSラジオ)の終盤で飛び出した。

 太田さんは、「あの人は昨日もニコニコ動画(のイベント)に出ていたけれど、あまりにも『ネットの総理です』というのを言いすぎ」と首相のネット偏重に疑問を呈した。そして、

  「フェイスブックやってて、本当はそれこそ議員に向かって言うようなことを、インターネットをやっている人たちに言ってあおるんですよ。そして攻撃させるんです」

太田さんが挙げた例は、安倍首相が自民党総裁に就任した2012年10月、「とくダネ!」(フジ系)で安倍首相の第1次政権時代の辞任を「お腹が痛くなって辞めた」と表現したことに対しフェイスブックで、発言は自身だけではなく同じ病を患う人への攻撃として反論した出来事だ。ネットでは猛烈なフジ批判が盛り上がり、キャスターの小倉智昭さんが番組中で謝罪することになった。

 ただしこの件では、小倉さんの謝罪は首相がフェイスブックで取り上げる前のことなので、「ネット住民をあおった」とは言いがたい。とはいえ11月には「朝ズバッ!」(TBS系)でほぼ同様のケースがあり、こちらは安倍FBをきっかけに批判が盛り上がり、TBSが謝罪に追い込まれている。

 いずれにせよ太田さんはこうした事例を元に、

  「(首相は)ネットの連中がCX(フジ)や番組のスポンサーに抗議をするのを見越して言ってるわけですよ!」

と憤慨する。そもそも「とくダネ!」の発言が病気への「差別」というなら、ネット側からのフジ攻撃にこそ「きっとものすごい差別的な表現がいっぱいある」。そうした点に目をつぶり、自らの批判者への攻撃に利用することを太田さんは「卑怯」と語る。
 
靖国参拝&A級合祀、意外にも太田は「理解」

 安倍首相が、閣僚の靖国神社参拝をめぐる中国・韓国からの批判に「わが閣僚はどんな脅しにも屈しない」と述べたことにも、太田さんは「あまりにも幼稚だし、ヒステリックだし、子どもだよ」と手厳しい。

 もっとも少し意外にも、太田さんは靖国神社への参拝やA級戦犯の合祀自体には、「その人たち(A級戦犯)が悪いと決めたのは、(勝者による)東京裁判。自分の親が国を守ろうとしてやったことには、そのときの事情があったんだと思います」と「理解」を示した。どちらかというと太田さんとしては、首相が「屈しない」の一言で議論を拒否するような姿勢を取ったことを問題視しており、「熱意を持って(なぜ靖国に行くのかを)中国・韓国に説明しようとしなければならない」と、首相に注文をつけた。

 「敗戦に衝撃を受けて以来の反体制」と自認する巨泉さんはさらに厳しく、「これほど頭が悪いと思わなかった」と切り捨て、中韓との対立は米国との関係も冷え込ませるとして、「屈しない」発言を批判した。ただし太田さんの「靖国肯定論」には、「国を守ろうとして死んだ奴なんてほとんどいない」と反発する一幕もあった。

 番組の内容は当初はそれほど話題になっていなかったが、5月に入って一部を切り出したものが動画サイトに投稿され、議論を巻き起こした。ネット上では「太田のほうが幼稚でヒステリック」などと反発する声も多いが、「正直この太田の発言は正論」と賛意を示す人も出ている。

 太田さんは4月30日には、村上春樹さんやその読者に「中身がゼロ」とかみ付いて話題になった。過去には、護憲派の立場から『憲法九条を世界遺産に』という書籍(中沢新一さんと共著)も刊行している。
 
 
↑ですって。
 
ネットの連中を煽って!?
 
ネットの連中にフジテレビを攻撃させて!?
 
卑怯!?
 
自分達の特権は、他のヤツには使わせないとでも言いたそうです。少なくとも「私は」そう感じました。
どんな特権階級に属していると思っていらっしゃるのかしらね。
 
彼は安倍総理と内閣への支持率を、ご自分の番組の視聴率とか、人気投票の順位とか、そういったものと同様だとでも思っているのでしょうか。有権者の投票によって選ばれた政権であっても、マスコミの意に沿わない者は侮辱してもかまわないと思っているのは、彼だけではなさそうですしね。
 
 
世渡りの術として、相手によって手を変え品を変えということがあるのは分かります。しかし、それも程度の問題でしょう。
何より、自分の都合でコロコロと程度や方向性が変わるのでは、信用すらされないと思います。「信用」などと言うより「相手にされなくなる」と言った方がしっくりくる様な気もしますね。
 
何事にも柔軟な対応は必要ですが、一本芯が通っていない柔らかさはあまり使い物になるとも思えないのですが。
 
 
例えば、彼らは、
視聴者を煽って民主党の支持を伸ばそうとしたり、
視聴者に自民党への批判をさせようとしたり、
 
あるいは、
視聴者を騙してキムヨナはスゴイと刷り込もうとしたり、
視聴者を騙して浅田真央は表現力が無いと刷り込もうとしたり、
 
そんな卑怯な手を使った覚えはないのでしょうか?
 
煽ったり、攻撃させたり、卑怯だったり、そういったことは特に隣国に多く見られる気がしますが、そちらに対しての批判は無いのでしょうか?
 
 
物事は規則どおり四角四面では、差し障りがあることも多いものです。そしてまた、多少の融通をして円滑に進めようとするのも、知恵の一つです。
だからこそ、適当な塩梅を見きわめなくては!
 
傲慢であってはならないのです。
メディアに携わる方々にお願いいたします。
どうぞ、信念を持って考察し、真摯に行動し発言してください。

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