2013年12月3日火曜日

私の望むこと

毎日毎日、膨大な数の「ニュース」が飛び交っています。
事件、事故。
気候、天候。
政治、国際情勢。
中国による防空識別圏の問題。
我が国が、米国が、豪州がと、次々と様々な情報があふれているようです。

それぞれに立場も違うでしょうし、利害も違うことでしょう。当然のことです。
自国の都合、利益を最優先に考えることもまた、当然のことです。当然のことを殊更に強調する必要もないと、私は感じています。

国と国との間で、条約を結んで約束したことに限っては、自国の都合より優先されるべきだと思うだけです。ただ、それも「都合」の大きさによっては反故にされることもあるかもしれない、とは感じます。理想論ではなく現実論として、そう思うだけですが。

私が危惧するのは、そんな現実的な都合を優先する相手達が、何故か常にこちら側にのみ、不利益をも飲み込むように理想論を強いようとすることなのです。
ルールは皆で守ればこそです。守れないものが出た時点で、掟破りに制裁を科すか、ルールそのものをチャラにしてふりだしに戻るかでしょう。

様々な場面で同じような問題が噴出して、その度に議論したり批判したりで、外野はワイワイ言ってるだけには違いないのでしょうけれど、傲慢な話よねぇと思ってしまいます。
傲慢なのはもちろん、何らかの権力なり優位性なりを以て、自分の都合を無理やり押し通そうとする者たちです。

誰しも、そのような傲慢さを持っているものだとは思いますが、自身を律せずに剥き出しにする場面なんて、そう多くはなかった、(・・・・・・少なくとも公の場では・・・・・・)以前は、と思わずにはいられないから。

約束は守りましょうよ。
規則を決めたのなら、それを守りましょうよ。
約束を守ることは、大人も子供も、国籍も性別も、大国であろうと小国であろうと、豊かであろうと貧しかろうと、出来ることでありましょう。守ろうという気持ちさえあれば。
誰かが得をするためではなく、誰かに損をさせるためでもなく、皆が同じ世界でより良く過ごすためにも、そう思うのは偽善でしょうか。

ルールを守らずに文句を言い放題、ルールを守っていじめられ放題なんて、そんな小学生でも恥ずかしいと思うであろう恥知らずな輩は、見たくないに決まっています。

今、あなたの心に浮かんだ「恥知らずな輩」は誰でしょうか。少なからんことを祈りつつ、物言う民として決意を新たにする私です。



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