2012年8月3日金曜日

テレビに向かって文句を言ってしまう時

年配の方がテレビに話しかけたり、返事をしたりしてしまう、そんなのんびりした光景なら微笑ましいかもしれません。
そんなほのぼのシーンならいいのですが、ちょっと違う我が家です。

「おかしいんじゃないの?」
「聞いたこと無いわ」
「出鱈目言ってるんじゃないわよ」等々、
テレビに向かって発する言葉は、誰に届くわけでもありませんね。強いて影響を挙げるとしたら・・・・・・言っている自分自身が、その言葉を聞く事で余計にストレスが溜まることかも。

このままじゃ、良いことなんて何も無い、そう思ったのは初めてではありません。腹立たしいですね。

何かがおかしいんじゃないかと思い始めた私が、テレビの前でブツブツ文句を言うだけじゃなくて何かしなくちゃ、変えなくちゃと参加しているFPUですが、バンクーバー五輪のほとぼりが冷めてしまったのか(私の中では燃え続けているんですけどね)、署名の数も頭打ちになっているように思います。

騒いでも何も変わらないから?
もしあなたが、そう思っていらっしゃるなら、もう一度考えてみて下さい。
フィギュアスケートだけで考えてみても、選手達が文句も言わず我慢を重ね、努力を重ね、それで何かが好転したでしょうか。
譲ることで関係が改善したでしょうか。
今行われているロンドン五輪でも、こいつらは何も言わないからと不利益を生んではいないでしょうか。

沈黙は同意とみなされるだけだと思います。
受け容れ難い事には、はっきりとそう発言して意思を示すべきです。
察して、慮って、丸く収めようとなど、日本人同士でも見られなくなっているのですもの、期待すべきではありません。もし、そんな場面に巡り合えたら、その幸運を喜べばいいのですから、当てにするものではないのでしょう。

オリンピックであっても、他の国際大会であっても、全ての国や選手の利害が一致することなど無いのですから、明確なルールを定め、しっかりとそれに則って運営し、必要に応じてそのルールは修正すること、その繰り返しを誠実に続けることが理想です。しかし、現在それが為されているとは、とても思うことが出来ません。この不幸を嘆くのであれば、改善を求めて声を上げ続けることが必要なのだと、それこそが大衆に求められる役割なのだと、フェンシングを観てもボクシングを観ても思わずにはいられませんでした。

声を上げましょう。
諦めてはいけません!

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