2012年9月14日金曜日

力を尽くす原動力は・・・・・・

こつこつと積み重ねる力を感じるニュースです。
時事通信より・・・・・・

こうのとり、大気圏再突入=分解の様子、初めて撮影―球形観測装置搭載・宇宙機構

時事通信 9月14日(金)15時5分配信
 宇宙航空研究開発機構は14日午後2時半ごろ、国際宇宙ステーション(ISS)に実験装置などを運んだ無人補給機「こうのとり」3号機を大気圏に再突入させた。機体は南太平洋上空で、ほぼ燃え尽きた。
 3号機は分解の過程を連続撮影し、温度や加速度を測定する耐熱球形観測装置「アイボール」を初めて搭載。高度約65キロでこうのとりから放出され、パラシュートを開いて南太平洋に着水した。衛星電話回線でデータの送受信に成功した。
 記者会見した宇宙機構の小鑓幸雄プロジェクトマネジャーは「3号機ということで成功の重圧もあった。ISS離脱時には予定外の軌道への投入があり、やきもきしたが、良いデータが取れた」と振り返った。
 こうのとりは現在使い捨て型だが、宇宙機構はISSで実験した試料などを入れる耐熱カプセルを開発し、日本近海に落下させて回収する計画を進めている。機体の一部が燃え尽きずに海上に落ちる範囲を狭くする必要があり、分解の写真は機体改造に役立つ。
 
 
 
読売新聞より・・・・・・

自らが燃え尽きる姿を撮影へ…「こうのとり」

読売新聞 9月13日(木)15時19分配信
自らが燃え尽きる姿を撮影へ…「こうのとり」
拡大写真
読売新聞
 宇宙航空研究開発機構は13日、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運んだ日本の無人補給船「こうのとり(HTV)」3号機が、ISSからの分離時に衝突を回避するため、予定とは異なる軌道に入ったと発表した。

 星出彰彦宇宙飛行士が滞在しているISSやHTVの安全性に問題はなく、予定通りに14日午後、大気圏に突入するという。

 宇宙機構によると、HTVはロボットアームで切り離される際に勢いがつき、ISSに接近しすぎる可能性があった。HTVは異常を自動検知、急きょ安全な軌道へと移動したという。今後、当初の軌道に戻る。

 今回、初の試みとして、特殊なカメラ「アイボール」で機体の最後の様子を撮影する。HTVは高度120キロ・メートルで大気圏に突入後、高度78キロ・メートルで機体が大きく壊れる。同65キロ・メートルでHTV内部に搭載した直径約40センチ・メートルのアイボールが飛び出し、HTVが燃え尽きる姿をとらえる予定。

 アイボールはパラシュートを開いて南太平洋に着水し、温度変化や撮影のデータなどを衛星通信で送る。データは地球に荷物を持ち帰る往還機などの開発に役立てる。
 
 
 
毎日新聞より・・・・・・

<こうのとり>データ燃やさず地球に…搭載のi-Ball

毎日新聞 9月12日(水)10時40分配信
<こうのとり>データ燃やさず地球に…搭載のi-Ball
拡大写真
こうのとりに搭載されている大気圏再突入観測システム「i-Ball」=鳥井真平撮影
 国際宇宙ステーション(ISS)へ実験機器などを運んだ宇宙航空研究開発機構(JAXA)の無人補給機HTV(こうのとり)3号機が日本時間13日未明、ISSを離脱。14日午後に地球の大気圏へ再突入する。ほとんどの部品は再突入時の熱で燃え尽きるが、今回は搭載した観測用の機材でその様子を撮影し、温度なども測る実験を初めて行う。地球から宇宙へ片道しか荷物を運べないこうのとりを、往復できるよう改良する研究に生かす。

【写真特集】こうのとり:国際宇宙ステーションに到着

 昨年、米国のスペースシャトルが引退したため、ISSから地球へ実験成果などの物資を持ち帰れるのは、ロシアのソユーズ宇宙船しかないうえ、量にも限りがある。こうのとりが往復できるようになれば、より多くの実験成果を持ち帰れるため、研究の幅が広がる。

 実験は宇宙機器製造会社「IHIエアロスペース」が開発し、こうのとりに搭載した球形の観測システム「i-Ball」(アイ・ボール、直径40センチ)が行う。こうのとりは高度約120キロで大気圏へ再突入し、熱によって壊れ始める。高度約70キロ付近でアイ・ボールを放出。球形で空気抵抗が少ないため、こうのとりより先に落下し、カメラで後方のこうのとりの写真を撮影する。

 アイ・ボールは、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還カプセルと同じように、表面の樹脂が燃えることで内部が約2000度の熱に耐え、再突入から約30分後、南太平洋上に落下する。その後、衛星通信で北海道大樹町にあるJAXAの施設へデータを送り、海中へ沈む。【野田武】



 
 
本当に凄い技術力だと感動します!
何事も順調な道ばかりではないものですのに、弛まぬ努力を重ねる人々には尊敬と賞賛の念が湧きます。
 
信念を貫いて力を尽くす姿は感動を呼ぶのです。
 
それにしても、マスコミの扱いは小さいですね。何故なのでしょうか。
いつものことですが、と受け流すには不自然すぎます。「はやぶさ」の時と同じですよね。これだから信用できないと思わざるを得ないのです。都合の良い情報が欲しいのではなく、重要なことを正確に迅速に報道していただきたいものですが、いったいどんな力が働いているのでしょう。
偏りを感じなくなったり、特定の意図を感じなくなったりするまで、テレビや新聞には重きを置かないつもりですが、ただ見過ごすわけにはまいりませんね。だって、今までそうしてきたからこその「今」ですし、それが招いた結果に憤りを感じていますもの。たとえささやかではあっても、異議は唱え続けます。表明し続けます。
 
フィギュアスケートをうっとり見ていたはずの私が、気が付くと国の有り様を思うようになったり、政治を考えるようになったり、等閑にしてきた歴史にも興味を持つようになったりと、思わぬ方向に広がっていくのが面白いところです。
 
知らなければ考えることは出来ません。
せっかくの思いも伝えようとしなければ自分一人のものでしかありません。
決して、大声で叫びさえすれば伝えられると言うものではありませんし、しつこく繰り返せば伝わるというものでもありません。しかし、大勢が礼儀正しく伝えようとする姿勢が顕著になれば、まだ間に合うと信じます。
 
人の善意を信じることで、自分も善をなそうと思えます。
きっと実ると信じることで、苦しい努力も重ねられます。
正直者が馬鹿をみる世の中にしてはなりません。
 
 FPUが取り組んでいる署名運動も、残り一週間を切りました。
署名にご協力下さった方には感謝しております。
どうか、まだの方ももう一度考えてみて下さい。

あなたの信じる公平さを、フィギュアスケートの世界に呼び戻す為に!
力を尽くす選手を裏切らない採点を取り戻す為に!
歪んだ価値観を正す為に!

力を貸して下さい!!
 
 
 

0 件のコメント: